2007年12月12日

願いよ届け!!「勇気のミーティング」

先日の西日本新空手大会IN福岡での話し合いを昨日森山道場にて行いました。
我が道場は、毎回、試合後日に試合に出場した塾生、そうでない塾生も含め、皆輪になり話あいを行っています。

今回は14名という大人数での参戦でしたので、皆の熱い気持ちが飛び交いました。

この話し合いには塾生たちに願いを込めてのいろんな狙いがあります。

1. 皆「輪」になり話し合うことで出場有無に関係なく、みんなの話していることを
  単に言葉だけでなく、それぞれの気持ち、表情が見れることで
  相手の気持ちを考える力を養う。

2. 同じく「輪」になる事で団結感を生み出す。

3. 試合後の話し合にて自ら意見を発表することによって良かった点、
  もしくは反省点を理解し、次のステップを踏もうとする勇気を持つ。

4. それぞれの塾生たちの気持ちを聞いた上で、指導者が気づいた点
  (良かった面・改良面等)をアドバイスし、個人だけでなく、
   皆で向上してしていこうという心を持つ。


 この中で一番つらいのが、3番です。特に試合で敗れた選手にとっては、
 敗れた自分の意見を思い出し言葉にする悔しさ、はがゆさ。
 しかしそれをあえて皆の前で勇気を出して発表することによって、
 自分の気持ちに勇気、敗れたけれども頑張ったんだという自分を認める
 前向きな気持ちを養ってもらいたい。指導者としても特に願っているところです。

 それぞれが意見した後、指導者が聞くことによって理解し、
 それに伴ったアドバイスをし 皆がその子の勇気を心から讃える。

 まさに
「自己に厳しく、他人に優しく、忍耐、協調、友愛、勇気、根性、正心」
 を備えた健全な人材の育成を目ざしている立場としては、
 欠かせない大切な「場」です。
 
 
今回も本当に、笑顔あり、涙ありのミーティングとなりましたが、
ここで空手を通じ塾生たちとって人生の糧になってもらえたらと
願い続けていきたいと思います。

posted by koukick at 09:09 | Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
zsch